(アニメ感想) 将国のアルタイル 第1話「犬鷲の将軍」
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ここより先はネタバレを含む感想となりますのでご注意下さい
以前より原作が気になっていたので今回のアニメ化は楽しみにしておりました。作品の雰囲気から「アルスラーン戦記」を想像していたのですが、あちらは主人公が王の血族であり、こちらは将軍として軍の指揮を執るという設定の違いが有ります。当然主人公としての立ち回り方は大きく変わってきますね。
さて主人公であるマハムート君ですが、12才で武術試験を主席で合格した天才だそうです。戦闘能力の高さは折り紙付きですが、帝国軍の奇襲を回避し出し抜くなど、頭のほうも相当にキレるようですね。
ただ、密かにポエムを書いていたり、大人の女性の誘惑に大きな戸惑いを見せるあたりにはやはり年相応の純粋さを感じ、おじさん安心しました。というか凄くカワイイ! 見た目も!! 常に冷静ではあるけど十代の危うさを感じるところがたまらんですな。
しかし今後マハムートが軍を指揮する立場として活躍するのであれば、その危うさは命取りになりかねませんね。今回も恩人であるカリル将軍の危機と見るやただちに帝国へと同行してましたし、もっともその後の機転は大したものでしたけども・・・。
ただ、思考よりも感情が先に優先されるという未熟さには一抹の不安を覚えますね。そこが年相応の未熟さといったところか・・・。
今回帝国側があっさりと陰謀を認めましたが、おそらくルイ大臣はさらなる一手を打ち、トルキエとの戦争突入を画策してくることでしょう。
問題はそれを皇帝自身も黙認している様子だったことです。皇帝本人も開戦を望んでいて反対勢力への配慮としてそのような態度をとっているのか、それとも実質的な権限をルイ大臣が握っていて何も物を言える立場にないのか・・・何れにせよ大臣が策略家で相当に強い権限を有していることは間違いないので、トルキエの危機的状況は変わらないでしょう。
そんなわけで、初回だからといって派手な演出に頼ることなく堅実に物語を進行させているという印象を受けました。あまりケレン味を効かせていないため、やはり地味だという感触ですね。
まあ戦いが始まる前なので本当の盛り上がりどころは暫く先なのでしょう。戦争ものは登場人物も多くなりますし、キャラクターがある程度出揃うまで物語も軌道に乗らないでしょう。
それまで読み手を物語への興味を失わせない役割を担うのはやはり主人公であるマハムート自身でありますね。まあその点においては十分に魅力的であるので安心出来るでしょう。
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7月14日(金)21時半から放送の「ピッコロのらじお♪」では夏に放送を開始した新作について語っております
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