ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人(はてな出張版)

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(アニメ感想) がっこうぐらし 第9話 「きゅうじつ」

がっこうぐらし! 4巻 (まんがタイムKRコミックス)

相変わらず今回も日常パート多めですが、実はこれまでで一番考察のしがいのある回でございました・・・。

 

そんなわけで、ここより先はネタバレも含みますのでご注意くださいね

<パンデミックも生徒の避難も全てが仕組まれたこと?>

 

以前の感想でも書いたかもしれませんが、生物兵器に緊急避難マニュアル、充実した学校設備と何か全てが仕組まれたことのように感じるのは当然であると思います。

し かしながら、「感染」が誰かの意図によるものなのか判断するのはまだ早急ではありますね。というのは、緊急避難マニュアルも充実しすぎている学校設備も生 物兵器の研究のリスクに対する対策として用意されていたとも考えられるわけで、そのような危機管理が希薄である方がむしろ危険ですよね。

もっとも、よりネカティブに考えてこれが仕組まれたパンデミックだったとするならば、由紀達が学校で暮らしている現在の状態ですら観察の対象であるということもありえますね。

ラ ジオの電波が相変わらず届ないという事実は確かにこの町だけという狭い範囲に限らず、市や県あるいは全国規模でパンデミックが起こっていることを想像して しまいますけど、実は妨害電波によってラジオが受信出来ないだけかもしれないし、またこれだけの実験だと当然政府レベルの力が働いているだろうから町の完 全封鎖なんてことも行われている可能性があって外部の人間が入れず学校が世界から孤立しているように感じるだけなのかもしれません。

やはり学校の外から出てある程度の遠出をしないことには世界の全貌は見えてこないでしょうね。それをする勇気が由紀達にあるかが問題ですが・・・。


<りーさんが時折見せる鋭い視線の意味するところとは?まさか彼女はめぐ姉のことが・・・>

今回、緊急避難マニュアルが隠されていた扉を開ける鍵にめぐ姉の名札のついていたことにより、くるみはめぐ姉が生物兵器についての何らかの情報を知っているのではないかと疑っていましたが、それを否定する際のりーさん眼が相変わらず鋭くてゾッとしました。

ただこの時に今更ながら思ったのですが、りーさんはめぐ姉のことをかなり好きだったのではないでしょうか?ただ教師として尊敬していたというレベルを超えて「恋愛」に近い感情、あるいは「狂信的」であったのではないかという疑惑が私の中で浮上してきたのです。

思い返してみると「学校生活部」を発足するに至ったのにはめぐ姉の提案もあったようですし、そんな彼女を愛して止まないりーんさんはその意志を受け継ぎ、この場を維持していくことにこだわっているのではないかと思いました。

みー くんが由紀の状態の深刻さを心配して「治したほうがいいのではないか」と提言すれば「治すとか治さないとかということでは・・・」と怖い目になりましたけ ど、それももしかすると由紀と同じようにりーさんの中でめぐ姉の死が受け入れられず、由紀に合わせてさもいるかのように振る舞うことで心の安定を図ってい るのかもしれませんね。

そして、このめぐ姉の残した「学園生活部」を存続させることが彼女の至上命題であり、そんな彼女にとっての日常を 侵そうとする者に対しては強い拒絶感を示すのではないでしょうか?かつて、みーくんに見せた「鋭い目」にはそんな意味が込められているのではないかと、 ちょっと怖い妄想をしてしました・・・。


<りーさんとくるみの水鉄砲対決は二人の未来を暗示している!?>

りーさんとくるみが水鉄砲で対決するシーンには、なんと言うかこの先実際に二人の身に起こることを暗示しているようで少々複雑な気持ちになったものです。

ラ ストにゾンビ化しためぐ姉らしき存在が暗闇を彷徨う姿が映し出されていましたが、前回の感想にも書いたようにゾンビ化しためぐ姉にどう対応するかがこの作 品の最後の大きなイベントになると私は予想しています。そして、そのめぐ姉の状態が問題なのですが、完全にゾンビ化しているか、それとも半ゾンビ化かで部 メンバーに与える衝撃度合いは変わってくると思うんです。

それこそ中途半端に理性が残っているならば、悲惨ですよね。当然、彼女達はその 決断を迷うことでしょう。しかし、何れにせよめぐ姉を倒さなくてはならないという決断を下すことにはなると思いますが、この時もっとも反対するのは由紀と そしてもう一人はりーさんなのではないでしょうかね?

理由ついては前述の通りなので割愛させて頂くとして、おそらく「殺さなくてはならな い」という判断を真っ先に下すのがくるみであり、何せ彼女はすでに多くのゾンビを狩っているこの部の切り込み隊長的存在ですからね。愛する人を葬り、一番 に手を汚してきたくるみが、りーさんの反対に激しく反発するのは目に見えています。

意外なことに武闘派であったりーさんとの関係の亀裂は 決定的となり、それこそ殺しあいにまで発展しかねないと私は想像していますが、ただこうなると物語の収束のさせかたが難しくなりますね。譲らない二人のど ちらかが、倒れるまで戦いは続けられるか、あるいは今回二人の水鉄砲対決をみーくんが止めたように、この部の一番のリアリストである彼女が戦いに割って入 り、説得するのか・・・うーん、そんな風に考察していくと実はみーくんってこの作品における最大のキーキャラであるような気がしてきた・・・。

<みーくんの見せた成長。彼女はこの作品のキーキャラとなりうるのか・・・>

そういえば、太郎丸がみーくんにあまり懐いていないという描写はこれまでもありましたが、なぜなのかずーっと不思議だったんです。今回そんな両者の関係に変化があり、それは「みーくんの成長によって引き出されたもの」といった描かれ方がされていました。

これによってみーくんは真の意味で学園生活部のメンバーとなったわけです。なるほど、これまで太郎丸が拒絶していたように映っていたけども、実は拒絶していたのは心の壁を作っていたみーくんの方だったのかもしれませんね。

しかしこうしてみーくんには守るべき場所が出来た・・・さてここが重要なんですね。先ほど私はみーくんは最大のキーキャラクターなのではないかと申し上げましたが、部の事を尊重しつつも同時に客観的な視点を提供できる唯一の人物だと思うのです。

今後、むめぐ姉への対応について部内は大いにもめる展開になることを予想していますが、この時のみーくんのスタンスってとても重要だと思うのです。彼女の選択によってそれこそ物語の方向性を左右するぐらいものだと私は考えています。

それゆえ今回彼女の成長を描くことは物語上、極めて重要イベントであったのでしょう。さて、穏やかな日常もこれで終わりかな?いよいよこの物語の最大の正念場がくる・・・もう今からワクワクしています。

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9月4日(金)22時から放送の「ピッコロのらじお♪」では夏アニメの感想について楽しく語りますがっこうぐらし、乱歩奇譚、GANGSTA.うしおととら

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